惣和会理念

 日頃より料理に携わる者として、「料理を通した鳥取県への恩返し」を試行錯誤して参りましたが、昨年志を同じくする料理関係者が集まり「皆で力を合わせて鳥取を元気にする積極的な活動を行なっていこう」との声が湧きあがった次第にございます。
 そこで、本年初春、有志が集結し、この志を大きな流れとするために本会を設立するに至りました。尚、本会の命名に於きましては私達の師匠である。知久馬惣一先生のお名前の一文字を拝借致し「惣和会」と命名した次第にございます。
 多くの料理人が本会の活動にご参加・ご協力頂き、地方創生、地域活性化に寄与することが出来れば幸いに存じます。

惣和会会長 宮﨑博士

ジビエ

惣和会のジビエ肉利用の食育について
ジビエ(gbier:フランス語)とは狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣です。その肉を使った料理がジビエ料理です。1990年頃から日本に高級フランス料理の食材として輸入されて、テレビの料理番組などで知られるようになりました。
近年、鳥取県ではイノシシ、シカ、クマなどによる農作物被害が発生して大きな問題となっています。そして、県内では平成28年度に約9千万円の被害が発生しています。
その被害を防ぐ為に、平成28年度鳥取県では、年間9千頭以上(シカの例)の捕獲目標をたてて対策を行なっています。
イノシシ、シカ、クマなどを捕獲するだけではなく食肉として利用する活動が始まっています。例えば、若桜町では平成25年よりジビエ肉を衛生的、安全に処理できる「わかさ29工房」を作って、ジビエの有効利用を開始しています。
例えば、シカ肉は野山を駆け巡る為、低脂肪、高タンパクで、鉄分、亜鉛も豊富に含まれています。更に、カルニチン、アンセリンという疲労回復、運動持久力向上に役立つ成分も多く含まれていてとても健康に良い食材です。
惣和会(そうわかい)は鳥取県内の和食料理人が中心となって「料理を通した社会貢献」を目標とする団体です。平成29年4月より県内外で地元生産者さんと共同で地元食材を広める活動も行なっています。